入社した経緯を教えてください
出身は技術系の学校ではなく普通高校。土木・建設関係には縁のない学生生活。北陽技建は地元の会社なので、名前は知っていました。橋や高速道路、ビルなど、大きな公共建築がどのように行われているのか知りたい。そんな気持ちはどこかにあったと思います。就職活動中、建設コンサル系の企業に勤めている知人の話を聞く機会がありました。そこで耳にしたのが、「北陽技建は仕事がとても丁寧な会社だよ」という言葉。同業者に「仕事が丁寧」と評価されるなら良い会社に違いないと感じ、就職を決めました。
仕事の内容を教えてください
工事の基礎となる測量を担当しています。例えば道路の拡幅工事なら、勾配、周囲の建物の状況、水路がどのように入っているのかなどを測り、設計や工事の準備のためのデータを集めます。最近携わったのは小学校の校舎の建設地。小学校は災害時の避難場所にもなるので、土台を作って少し高い位置に建てます。その土台が重機や作業員の往来で沈下しないか測定していくのも、建設の過程で大切な作業となります。ドローンを使った測量も担当。空中から撮影をしたり、レーザーを照射して地形のデータを取って図面を起こせるため、足を踏み入れにくい場所も安全に測量が可能です。
北陽技建のどんなところが魅力ですか?
明るいムードです。私は専門知識ゼロで入社しましたが、ベテラン社員がしっかり指導してくれたので、現場で実践的に技術を習得できました。建設業界はマッチョで厳しいイメージを持たれがちですが、北陽技建は和やかなムード。わからないことや悩み事も相談しやすいので、成長しやすい環境だと感じます。技術面に限らず、色々と経験ができるのも魅力ですね。以前、ドローン測量の前に周囲の住民の方に説明をする機会がありました。生活者目線のご意見を聞けたり、受け入れていただくための話し方や接し方などを工夫したり……。人と関わることは貴重な人生経験になると感じます。
やりがいを感じる時は?
工事が始まる前の段階を見られるのは、測量の仕事の面白いところ。完成後に工事前の状態と比較すると「こんなに変わったんだ」と感慨深いですね。また、仕事をしながらさまざまな技術を学べるのもやりがいになっています。近年は測量の分野も IC化が加速。360°撮影できる3Dスキャナー、衛星通信を使って測量するGNSSなど、新しい技術がどんどん導入されています。覚えるべきことは増え続けていますが、基本的な測量の理論は変わりません。最新の技術と既存の技術を組み合わせ、できることを増やしていけるのは大きな手応え。会社から資格の受験費用の補助が出ることもあり、前向きな気持ちで取り組めます。